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愛知県弥富市のイオンタウン弥富の中にある歯科医院エムデンタルクリニックです。

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むし歯について

歯の代表的な病気はなんと言ってもむし歯です。むし歯は、口腔内(こうくうない)のむし歯菌の活動により自分の歯を、溶かしている状態です。わずか1㎎の歯垢(しこう)中に、億単位の細菌が生息しています。

初期段階では痛みがなく見た目にもわかりづらいため発見が遅くなりがちです。 そのまま放置すると自然に治ることなく少しずつ進行していきますので、早期の発見と治療および予防処置がとても重要です。

むし歯の原因

むし歯は、感染症のひとつです。つまり、お口の中にいる細菌によってむし歯になるのです。お口の細菌は砂糖を栄養として増えていき、ネバネバとした物質(歯垢)を作り出します。 そして、歯垢の中で砂糖を分解して作られる酸が歯を溶かしていき、むし歯になります。

  1. むし歯菌の数
  2. 糖の摂取頻度
  3. 唾液の成分や、その働き具合
  4. 再石灰化の状態
  5. 歯質の成熟度
  6. 歯磨きの習慣・やり方

などがあります。
ただし、個人差があります。

むし歯の症状

  1. しみる、キ-ンとする
  2. ジンジンする、ズキズキする
  3. 甘いものを食べたら痛くなる
  4. 食べると詰まる
  5. 痛み止めを飲むと楽になる

むし歯の進行

むし歯は進行段階によってレベル分けされています。

C1:初期のむし歯

歯の表面はエナメル質で覆われており、 むし歯はまずエナメル質に発生します。エナメル質がむし歯になると、光沢がなくなり白っぽくザラザラした感じになります。むし歯は上の歯と下の歯の噛み合せの部分や、歯と歯の間などに発生しやすく、この段階ではまだほとんど痛みはありません。

C2:象牙質までむし歯が進行した状態

エナメル質の内側には象牙質がありますが、虫歯が象牙質まで進むとむし歯の部分が黒く見え、冷たいものや熱いものを食べた時に歯が痛むことがあります。

C3:歯髄までむし歯が進行した状態

象牙質の内側には、神経や血管が密集した歯髄がありますが、むし歯がさらに進行して歯の神経までむし歯菌に感染してしまう歯髄炎を起こし、歯がひどく痛み出します。こうなると、むし歯になった部分の歯を削るだけでなく、歯髄まで取らなくてはなりません。この段階まで進むと治療が終わるまで時間がかかるうえ、歯髄を取ると歯がもろくなってしまいます。

C4:歯の根元、骨までむし歯が進行した状態

むし歯によって歯の上の部分がほとんど溶けてしまい、歯の根に当たる歯根までむし歯が進行した状態を残根といいます。このような歯の根だけ残った部分の先端、すなわち歯槽骨(しそうこつ)の中に膿の袋ができることがあります。この膿の袋が炎症を腫れてきます。ここまで進むと歯を抜かざるをえなくなる場合が多くなります。

むし歯の治療

むし歯の治療は、まずむし歯の部分を機械で削ります。 歯を削りながら、詰め物を詰めるための形を整えます。 むし歯が神経にまで達すると治療は難しく、神経を取らなければなりません。 さらに進行すると、歯を抜く以外に方法はありません。

虫歯の大きさにより治療内容も変わります。

  1. 初期むし歯C1・・・シ-ラント処置、CR処置
  2. 中程度むし歯C2・・・CR処置、インレ-処置、FMC処置
  3. 重度むし歯C3・・・FMC処置、抜歯処置

*ただし、診査・検査・診断により処置内容は決まります。
皆様の御参考までにお留めください。
むし歯治療は、早期に発見して早期の治療をオススメします。

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